消化器内科とは

消化器内科のイメージ写真

消化器内科は、食道・胃・小腸・大腸などの消化管、ならびに胆嚢・膵臓・肝臓といった消化を助ける臓器の異常や病気を診療します。
消化器症状には腹痛、吐き気・嘔吐、下痢、便秘などがあり、軽い感染症から重篤な疾患まで幅広い疾患があります。診察のうえ、必要に応じて腹部エコーや胃カメラ検査を行い、さらに詳しい検査が必要な場合は提携病院をご紹介します。

肝臓専門外来(医師:筋野 甫が担当します)

  • 肝臓(肝臓がん、肝炎等)
  • 胆のう(胆のうがん、胆のう炎等)
  • 膵臓(膵臓癌、膵炎等)疾患の診断と専門的治療
  • 消化器疾患(逆流性食道炎や胃炎、潰瘍性大腸炎など)の診断と内科的治療など

※土曜日のみの外来です。要予約になりますので当院(TEL:03-5769-0355)まで事前にお電話ください

こんな症状はご相談ください

  • 腹痛
  • 背中の痛み
  • 下痢・便秘
  • 胸やけ
  • 食欲不振
  • 急激な体重減少
  • 顔色が悪いと指摘された
  • 急な便意

消化器内科で診る主な病気

  • 逆流性食道炎
  • 食道カンジダ症
  • 急性・慢性胃炎
  • 胃・十二指腸潰瘍
  • ピロリ菌感染症
  • 機能性消化管障害
  • 感染性胃腸炎
  • 急性腸炎
  • 便秘症
  • 下痢症
  • 過敏性腸症候群(IBS)
  • クローン病
  • 潰瘍性大腸炎
  • 脂肪肝
  • 急性・慢性肝炎
  • 肝硬変
  • 胆石症
  • 胆嚢炎
  • 膵炎
  • 各種消化器がん(食道・胃・大腸・肝臓・胆嚢・膵臓がん)など

逆流性食道炎

胃の内容物が食道に逆流することで起きる病気です。加齢や生活習慣、食道裂孔ヘルニアなどが原因となります。症状には胸やけ、酸っぱいものが込み上げる感覚(呑酸)、咳、胸痛、喉の違和感、声がかすれるなどがあります。治療は胃酸を抑える薬(PPI、H2ブロッカー)を中心に、生活習慣の改善を組み合わせて行います。

胃炎

胃粘膜に炎症が起こった状態で、急性と慢性に分けられます。急性胃炎は主に飲酒・喫煙・薬剤・ストレスなどが原因、慢性胃炎は多くがピロリ菌感染によるものです。治療には原因除去と胃酸抑制薬の使用が基本となります。

胃・十二指腸潰瘍

胃酸による粘膜の損傷で発生し、みぞおちの痛み、吐血、タール便(黒い便)が見られます。ピロリ菌感染や薬剤、ストレスが主な原因で、除菌治療や薬物療法を行います。重症化すると内視鏡治療や手術が必要となる場合もあります。